人気ランドセルの選び方
どんなランドセルを選べばいい?
おすすめ商品を教えてよ。
人気ランドセルをチェックしてみて♪
売れ筋モデルには、売れる理由が必ずあるよ。
ランドセル選びのチェックポイント
①素材の違い
牛革と人工皮革(クラリーノ)は、硬度・ハリ・重量が異なります。まずは説明用に撮影した写真をご覧ください。
1つめは、硬さの違いが分かる写真。
革を同じ力で押すと、牛革はほとんど凹みませんが、人工皮革は簡単に凹みます。
2つめは、ハリの違いが分かる写真。
左側の「牛革」は一定形状を保ちますが、右側の「クラリーノ」は大きく垂れ下がります。
②軽さ
ランドセル重量は素材選択に左右されます。一般的に人工皮革は軽く、本革は重いです。
- 人工皮革(1,200g前後)
- 人工皮革は軽くて水に強い素材。有名なクラリーノも人工皮革の一種。加工しやすいので、デザインやカラーバリエーションが豊富です。
- 牛革(1,400g前後)
- 牛革は引き裂き強度(丈夫さ)が抜群な素材。風合い(革の表情)もあります。ランドセル用に防水加工された牛革は、耐水性もあります。
- コードバン(1,500g前後)
- コードバンは馬のお尻からとれる素材。牛革より強度がある上に、ハリ&ツヤがあり見栄えします。稀少素材なので値段が高いです。
③サイズ
メイン収容の「横幅」と「マチ幅(奥行き)」が、チェックポイントになります。
横幅は「A4フラットファイル対応(内寸:23cm以上)」サイズ。主力メーカーの最新(2023年)モデルなら、全て対応しています。
これから探す人は「マチ幅(内寸:12cm以上)」を気にしてください!
近年の小学生は荷物が増えています。ランドセルに余裕があれば、手ぶらで通学できます。
- 学習教材の増加
(直近4年間で約1.7倍) - タブレット端末
(2022年から全国導入) - 水筒
(コロナ対策で必須化)
④耐久性
「軽くて大きいランドセル」は、強度がないと型崩れします。それを防ぐのは、ランドセル内部の芯材。見えない部分ですが、非常に重要です。
① A4フラット対応で横幅拡大
(標準規格が22→23cmへ)
② 教材が増えてマチ幅(奥行)拡大
(標準規格が11→12cmへ)
③ ランドセルの大型化
(重くなる)
④ 小学生の腰痛・肩痛が発生
⑤ 背負う機能が重視される
⑤背負いやすさ
背負い心地に影響を与えるのは「肩ベルト」と「背あて(背中のクッション)」。
これらが良いものだと、数値的に重いランドセルでも軽く感じます。各社の技術力に差が出るところ。
⑥安全性能
- 安全ナスカン
一定以上の負荷で外れる仕様のナスカン。巻き込み事故を防げます。 - 反射材
車のライトに反射する素材。子供の存在をドライバーに知らせます。 - Dカン
防犯ブザーを取り付ける金具。左利きの場合は右側に装着します。
⑦学習院型とキューブ型の違い
ランドセル側面に「ヘリ」があるスタイルを「学習院型」。「ヘリ」なしは「キューブ型」と呼びます。
学習院型(ヘリ有) | キューブ型(ヘリ無) | |
---|---|---|
写真 | ||
特徴 |
|
|
タイプ |
わんぱくな子におすすめ! 周囲のヘリが本体を保護して、ランドセルの耐久性が延びる。 |
小柄な子におすすめ! 同サイズなら、キューブ型のほうがコンパクトに見える。 |
※写真:モギカバン「プリズミックスシリーズ」
⑧全かぶせと半かぶせの違い
一番目立つ「かぶせ」にも2種類あります。それぞれの特徴をまとめました。
全かぶせ | 半かぶせ | |
---|---|---|
写真 | ||
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
※写真:池田屋「イタリア製防水牛革プレミアム」
⑨人気がある色
女の子はバラエティ豊か。赤系の人気は根強いですが、「ラベンダー」や「キャメル」を選ぶ子が増えています。
【女の子の人気カラー】
- ピンク・赤系 ?・・・40%
- キャメル・茶系 ?・・・25%
- ラベンダー・紫系 ?・・・20%
- みずいろ・青系 ?・・・10%
- その他 ・・・5%
(ベージュ・白・淡いグリーンなど)
男の子は大多数がブラック。黒で統一された「オールブラック」や「黒×青」のコンビカラーが人気です。
【男の子の人気カラー】
- ブラック・黒系 ⚫・・・70%
- ネイビー・青系 ?・・・15%
- ダークブラウン・茶系 ?・・・10%
- モスグリーン・緑系 ?・・・4%
- その他 ・・・1%
(シルバー・ゴールド・赤など)
⑩メーカー選び&購入場所
販売量が多いのは「セイバン」や「フィットちゃん」。ランドセルを子供へのプレゼントと考えている家族は、工房系ランドセルを選ぶ傾向が強いです。
【人気ランドセルの傾向】
- 価格・・・6~7万円
- デザイン・・・シンプル系
- 女の子の色・・・赤以外へ分散
- 男の子の色・・・黒が中心
- カタログ請求(5~7社)
- ランドセル下見(2~3社)
- 家族会議(最終選考)
- 公式HPから購入
購入場所はメーカー公式HPがベスト! 公式HPから買えば、6年間のアフターフォローが万全。さらに、各メーカー独自の「早期割引特典」や「プレゼント企画」が用意されているケースもあります。
ランドセル人気ランキング!
更新日:2022年6月21日
-
モデルロイヤル クリスタル
【メーカー】 セイバン 【価格】 ¥69,300(税込) 【主素材】 アンジュエール グロス 雪の結晶がテーマ。クリスタル・ガラスをあしらい、洗練されたデザインはエレガントな印象を与えます。
-
プティガールDX
【メーカー】 フィットちゃん 【価格】 ¥59,400(税込) 【主素材】 クラリーノ エフ 小花の刺繍が可愛いガーリーなランドセル。軽く感じる「楽ッション(2倍の厚みがある肩ベルト)」を搭載。
-
ベルバイオスムース
【メーカー】 池田屋 【価格】 ¥60,000(税込) 【主素材】 ベルバイオ 牛革と同じ風合いなのに軽いランドセル。「伝統的スタイル」+「カラーステッチ」というシンプルさが好評。
【プチ解説】
女の子に人気があるランドセルは、デザインの良さに加えて軽量化に成功したモデル。
カラー選択は、ラベンダーやミントの人気が上昇中。くすみカラー(グレイッシュな色合い)がトレンド。
-
モデルロイヤル ベーシック
【メーカー】 セイバン 【価格】 ¥63,800(税込) 【主素材】 アンジュエール グロス サイドの王冠刺繍(トリコロール柄)がワンポイント。シックで格調高いデザインを好む子に最適です。
-
マットクラリーノ
【メーカー】 池田屋 【価格】 ¥53,000(税込) 【主素材】 クラリーノ 光沢を抑えてマットな質感を演出したランドセル。「紺」や「アースブルー」の評判がよい。
-
グッドボーイDX
【メーカー】 フィットちゃん 【価格】 ¥61,380(税込) 【主素材】 クラリーノ®タフロック®NEO 流線形のステッチがスポーティな印象。分厚いクッションが体にフィットする高機能モデルです。
【プチ解説】
男の子に人気があるランドセルは、耐久性に優れた素材を使ったシンプルなスタイル。
カラー選択は、ブラックの比率が7割。ステッチやパイピングに挿し色(ブルー)を使うのがトレンド。
ラン活スケジュール
昨年のラン活レポート
「過去のラン活動向を知りたい」というリクエストにお応えして、昨年(2021年)のラン活状況を振り返ってみました。
《ラン活動向》
- カタログ到着
資料請求しておいたメーカーから自宅にカタログが到着。色々なランドセルを見比べて、子供の好みを把握する時期。 - 展示会&先行販売
新作モデルの発表&展示会が本格化。業界大手のセイバン・池田屋が、2月から販売を開始(例年より早いスタート)。 - 販売スタート
ほぼ全てのメーカーが3月中に販売スタート。準備が良い人は、狙い定めた商品をこのタイミングで購入。ラン活を終了させます。 - 店舗は予約制
展示会は延期・中止。店舗訪問も完全予約制へ。コロナ感染対策(緊急事態宣言)の影響で、なかなかラン活が進まない状況。 - 黒川鞄が完売
黒川鞄のランドセルが、5/18で完売。少量限定が売りの人気工房は、コロナ禍でも全く勢いは衰えませんでした。 - お家でラン活
ランドセルを2泊3日でレンタルできるサービスが人気。メーカー公式インスタライブも増え、お家でラン活が盛況。 - 人気商品が売り切れ
土屋鞄の「全注文受付期間」が終了。他社でも人気モデル・限定カラーは品薄傾向。好きな色を選べるラストチャンス。 - アウトレット開始
セイバン・ふわりぃがアウトレットセールを開始。3年前の型落ち品は最大60%割引。ランドセル争奪戦の様相。 - 特典終了
各社の早割&プレゼント特典が続々と終了。それと同時に売り切れが増え、デザインやカラーの選択幅がいっきに狭まりました。 - アウトレット第2弾
2022年モデルの展示品・訳あり在庫を最終セール。ここまで待てば安く買えますが、商品点数は限られます。 - 受注終了が増加
ぽつぽつ受注終了のアナウンスが聞こえてきました。各メーカーは、来期(2023年モデル)の準備へシフト。 - 2022年 → 2023年へ
2022年モデル(今年4月入学)と、2023年モデル(来年4月入学)の情報が混在する時期。間違わないようにご注意ください!
今年の予想 「いつ買えばいいの?」
ランドセルの売り切れには時差があります。例年の傾向と対策をまとめたので、参考にしてください。
- 馬革・・・4月初旬
- 工房系(人気モデル)・・・4月下旬
- 牛革・・・6月
- 人工皮革(人気カラー)・・・7月
- 人工皮革(人気モデル)・・・8月
馬革(コードバン)は、4月までに購入しましょう。どこのメーカーでも良質な馬革を確保できず、生産本数が限られてます。
人工皮革(クラリーノ)は、焦らなくても大丈夫。夏休み前までは品数豊富。ただ「限定カラー」や「限定モデル」は例外です。
オーダーメイドは、各メーカーの独自ルールをチェック。例えば「先着〇〇本まで」「〇〇月まで〇〇%割引」など。購入タイミングを見計らってください。
2023年モデルの出足は、昨年より前倒し気味(約1か月程度)で始まりました。それに伴い、各社の売り切れ時期も、昨年より早くなる可能性があります。
業界マップ&トレンド情報
各社の評判
洋服のブランドに流行り廃りがあるように、ランドセルにも世間受けが良いブランドがあります。ラン活初期に各社の評判と棲み分けを知っておくと便利です。
①有名なブランド
人工皮革なら「セイバン」、本革だと「土屋鞄」の知名度が高いです。
セイバンが子供の負担を減らす機能性(天使のはね)をアピールする一方で、土屋鞄のセールスポイントは素朴さ(クラシカルスタイル)。
方向性は違えど、どちらのブランドも世間から評価されています。この2社は興味関心の軸が異なるブランドと捉えておきましょう。
②機能性に優れたブランド
メーカー系大手の「セイバン」と「フィットちゃん」が筆頭候補にあがります。工房系では「池田屋」や「萬勇鞄」が、実用的できめ細かい対応。
収容力や背負う機能だけでなく、後から買い足せる便利な付属品(リコーダーケースや汗取りパッド)があると助かります。
③デザイン力があるブランド
最近のトレンドはシンプル系が人気。ただシンプルといっても、細部のこだわり&上質な仕立ては必須。
その流れから工房系の「鞄工房山本」や「モギカバン」の評価が高まっています。また、オーダーメイドに力を入れている「羽倉」も面白い選択となるでしょう。
「メーカー」と「工房系」の違い
結論から先に伝えると、明確な区分はありません。それでも「メーカー系」や「工房系」という言葉を聞くと思うので、ここで一応整理しておきます。
メーカー系 | 工房系 | |
---|---|---|
主素材 |
人工皮革 |
本革 |
製法 |
工業用ミシン |
手縫い&ミシン |
機能 |
先進的 |
保守的 |
デザイン |
豊富なバリエーション |
シンプル・クラシカル |
生産量 |
多い |
少ない |
価格 |
中価格帯 |
中~高価格帯 |
販売 |
自社・量販店 |
自社 |
ブランド |
|
|
テーマ別 詳細記事
失敗を防ぐ知恵
失敗理由(ワースト4)
「ランドセル選びで、入学後に後悔したことは何ですか?」という質問を、小学校1~3年生のママに聞きました。
【失敗理由】
- もっと大きなランドセルが良かった
- 重くて背中が痛くなる
- 派手過ぎて浮いている
- 安物で型崩れしだした
続いて「ランドセルを選んだのは誰ですか?」という質問。
【決定者】
- 子供(76%)
- 母親(16.1%)
- 父親(6.7%)
- 祖父母(0.4%)
「子供が背負うランドセルだから本人に選ばせてあげよう」という気持ちは分かりますが、親がしっかり見てあげないと後々後悔する事が多いようです。
ランドセルの価格相場
最多ランドセル価格は6万円台(全体の39%)。前後の価格帯(5~8万円)まで含めると、約8割のボリュームゾーンを形成します。
【ランドセルの相場】
- 平均購入金額は6万円台
- 4万円以下で買う人もいれば、その2倍以上払う人もほぼ同数いる
買ってはいけないランドセル
変なランドセルを購入してしまうと、子供のスクールライフを台無しにしかねません。重要度が高い項目から順番に並べたので、心の片隅に記憶しておいてください。
生地素材が「合成皮革」だと劣化が早い
素材が「合成皮革」のランドセルは避けてください。合成皮革は、下地となる布にポリウレタン樹脂をコーティングしているだけ。新品の時は違和感を感じませんが、数年経つと表面劣化してきます。激安系(中国製など)ランドセルは、「合成皮革」を主素材に利用してるケースが多いです。
ちなみに、ランドセルの素材としてよく聞くクラリーノは「人工皮革」。下地となる布が、立体的に絡み合った不織布です。名前は似てますが「合成皮革」と「人工皮革」は、全く別物なのでご注意ください。
- 中国製ランドセルは注意して
- 「合成皮革」と「人工皮革」は素材強度が違う
製造年月が不明なランドセルはダメ
型落ち品を探している人は製造年月に気を付けてください。
湿度の高い倉庫で長期間保管されたランドセルは、生地の加水分解(内部の繊維が崩壊してボロボロになる現象)が始まっている可能性があります。
次に紹介する2つのルールを守れば、本当にお得なアウトレット品を購入できます。
- 2年以内に製造されたモデルを選ぶ
- 流通在庫でなくメーカー在庫から選ぶ
メルカリ・ヤフオクだと保証がない
修理となった場合、メルカリやヤフオクのような個人転売だと保証がありません。出品者が法人であっても、数年後にその会社と連絡を取れる保証はなし。同じことは、楽天やamazon出品者にも当てはまります。
間違いない購入方法は、メーカーから直接購入すること。近所に販売店がなくても、全国各地で展示会をやっています。そこで下見をして、最終的にメーカー公式サイトから購入するのが安心です。
- アフターフォローを考えて
- メーカー公式サイトからの購入が安心
容量不足(サイズが小さい)ランドセルは後悔する
入学後アンケートによると、容量不足はランドセルの後悔ポイントNo1です。
特に雨の日。傘を持った状態でサブバッグまで加わると、体のバランスが崩れます。怪我や事故につながりかねません。
最近はタブレット端末も加わり、小学生の荷物は増える一方。収容力があるランドセルは、入学後の満足度が高いです。
- 小学生の荷物は多い
- デザインだけでなく実用面も考えよう
キャラクター柄デザインは飽きるけど・・・
- キティちゃん
- 妖怪ウォッチ
- すみっこぐらし
- 鬼滅の刃
キャラクター系ランドセルは必ず飽きます。親としては極力避けたいアイテム。
でも、どうしても子供が譲らない場合は購入してください。
その狙いは、小学1年生を楽しい気分でスタートさせるため。子供の通学カバンなので、本人が気に入ったランドセルが一番良いと考えています。
高学年になり「このランドセル恥ずかしい」と言い出したら、子供の心が成長した証。親は大らかな気持ちで見守ってあげましょう。
- キャラクター系は飽きる
- 親は大らかな気持ちで見守る
販売現場のQ&A
私がランドセル販売に関わり9年が経ちました。よくいただく質問に回答いたします。
- 色を決めきれません。どうしたらいいですか?
- ランドセルカバーは必要ですか?
- 前ポケットに何を入れますか?
- 安全・防犯対策で気を付けておくことは?
- 半かぶせランドセルでも大丈夫ですか?
- タブレット収納は必要ですか?
- 軽いランドセルがベストですか?
- ランドセル候補を絞り込む方法は?
- どこで買うのがベストですか?
- 実物確認は必要ですか?
- 卒業後にリメイクしたい。事前に気を付けておくことは?
2023年入学のラン活情報!
【メーカーの動向】
- 1月~・・・新作発表
※HPリニューアル - 2月~・・・カタログ発送
※特典情報も同封 - 3月~・・・販売スタート
※例年よりスケジュール前倒し気味
ランドセル選びの第一歩は、メーカーへのカタログ請求。2023年モデル(対象は現年長さん)のカタログ請求を受付中です。
【羽倉】
ほんのりグレイッシュなカラーが特徴。工房系では珍しい「オーダーメイド ?」が好評です。
【フィットちゃん】
特徴の異なる「革サンプル(質感重視・光沢感あり・傷に強い)」が同封される「豪華版カタログ ?」。
【池田屋】
子供には「オリジナル絵本 ?」・ママには「STUDY BOOK ?」をプレゼント中(数量限定)。
【萬勇鞄】
牛革と人工皮革の「革サンプル ?」を配布している工房。素材感の違いを確かめられます。
【ふわりぃ】
軽いランドセルを作る人気メーカー。「割引クーポン ?」含む10大特典をGETしましょう。
各社の「小冊子&革サンプル配布」は数量限定。なくなり次第終了なので、早めに資料請求しておきましょう。
さらに色々なメーカーを知りたい人は、2023年モデルの「カタログ請求先&販売開始日」をまとめた記事をご覧ください。
【豆知識】ランドセルの歴史を知ると「ランドセルの選び方」が分かる!
【ランドセルの歴史】
江戸幕府が洋式軍隊を作った時、オランダから輸入されたのが「布製背のう」。これがランドセルの起源です。「背のう」の特徴は、収容力があるだけでなく両手が空くこと。機動力を確保できるので重宝されました。その後、帝国陸軍(明治時代)でも採用されます。
その利便性に目を付けたのが伊藤博文。皇太子(後の大正天皇)が学習院初等科へ入学する時、「本革の背のう=ランドセル」をお祝い品として献上。その箱型スタイルが「学習院型ランドセル」と呼ばれ、ご子息の通学カバンとして広まったのです。
現在にいたるまでランドセルは進化を続けています。ただ「収容力があり動きやすいカバン」というキーコンセプトは不変です。
「どのランドセルがおすすめですか?」と聞かれた時は、この原点に立ち戻ってアドバイスをしています。
ラン活に役立つ記事